idea factory from newspaper 2003 12 18
ハリウッド映画(Hollywood film)
ニュースの受け取り方は、人それぞれ。
私は、サダム・フセイン拘束劇を、芸能ニュースと書きましたが、
人によっては、ハリウッド映画のようだったと言う人もいます。
どうせ、ハリウッド映画ならば、2つ作るべきだったと言っています。
あの拘束劇は、西側諸国の庶民には、ヒットしたが、
アラブ諸国の庶民には、反感を引き起こすことになった。
だから、西側諸国向けとアラブ諸国向けと「二本立て」にすべきだったと、
映画解説する人がいます。
こんなふうに考えるのは、映画が好きな人なのでしょう。
また、こんな受け取り方をした人もいます。
「まずいことになった」という人です。
サダム・フセインは、歴史の「生き証人」です。
最近の30年の中東史が、これで、はっきりします。
歴史学者にとっては、うれしかったでしょうが、
中東でビジネスをしていた人にとっては、うれしくなかった。
ニュースの受け取り方は、人それぞれですね。
単純に喜んだのは、西側諸国の庶民だけだったかもしれません。